イベントレポートに関する記事とニュース
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2022/05/31
初公開! 楽天市場を支えるシステムの舞台裏【デブサミ2022】
「楽天市場」といえば、日本最大のネット通販サイトだ。ネット通販が広く普及した現在、日本人の生活を支える「止めてはいけない」サービスとなっている。そのサービスを支えるシステムがどのようになっているのか、興味があるというデベロッパーも多いだろう。「これまでの楽天は、中でやっていることを積極的に公開してきてきた方ではない」と語るのは、楽天グループ株式会社でコマースカンパニーCTOを務める星野俊介氏だ。その星野氏が初公開の情報も含め、楽天市場を支えるシステムの全体像や、運用の苦労、将来像などを披露した...
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2022/05/26
コンテナ・サーバレス環境において、開発者こそセキュリティを意識すべき理由とは? 【デブサミ2022】
トレンドマイクロの調査によれば、日本企業におけるセキュリティインシデントの発生率は78.5%、年間平均被害額は1億4800万円にもなる。一方攻撃対象となるIT環境のトレンドとしては、コンテナやサーバレスなどのクラウドネイティブ技術の普及がある。世界では既に76%が本番環境でコンテナを使用し、サーバレスの利用も7割を超える。今後日本でも主流となるこれらを構築し、開発する人こそ、これからはセキュリティを意識する必要があるだろう。そこで、トレンドマイクロ株式会社 クラウドビジネス&アライアン...
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2022/05/20
ここまでできるようになった! セキュリティテストの自動化【デブサミ2022】
DevOpsにセキュリティ確保の活動も組み込んだDevSecOpsを模索するデベロッパーは少なくないだろう。しかし、「アジャイル開発とセキュリティ確保は相いれない部分がある」と語るのは株式会社エーアイセキュリティラボで執行役員を務める関根鉄平氏だ。ただし、両立は決して不可能ではないともいう。両立を妨げる悪条件は何か、悪条件を乗り越えてアジャイル開発とセキュリティ確保を両立させる方法とはどのようなものか。開発現場の事情を想定しながら、DevSecOpsに向けて一歩歩み出すにはどうすれば良いか指針...
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2022/05/12
開発者がコンテナを理解する必要はあるのだろうか? 事業価値を高める開発体験が語られたVMware×Microsoftイベントレポート
Microsoft Azureに代表されるパブリッククラウドにより、インフラ構築のスピードや柔軟性は大きく向上した。開発者にはこれらのテクノロジーによってより短期間でビジネスの価値につなげることが求められている。CodeZineでは、3月16日にオンラインイベント「VMware Developer Day on Microsoft Azure」を開催。MicrosoftとVMware、そしてパートナー企業によってAzure上のアプリケーション開発をさらに強力に推し進める技術やノウハウが披露され...
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2022/05/09
開発プロセスでセキュリティと品質の課題を解決しよう――DevSecOps導入のためのポイント【デブサミ2022】
ソフトウェアの開発ライフサイクルを効率的に回しながら、製品の安全性や品質を担保するには、開発フェーズごとに適切なセキュリティテストを実行することが肝要だ。目指すは、DevSecOpsの実現。だが、昨今のソフトウェア/サービスは多様なクラウドのインフラやサービスを組み合わせた、複雑な構成が当たり前。そんな環境でDevSecOpsを実現するには、どうすればいいのか。導入に向けて検討すべきポイントや手順について、Developers Summit 2022の講演で日本シノプシスの松岡正人氏が解説した...
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2022/04/28
レガシーアプリケーションの段階的モダナイズに必要なテクノロジーとデザインパターン【デブサミ2022】
多くの企業が今、DXに取り組んでいる。その際に課題になるのが、レガシーアプリケーションのモダナイズだ。だが、巨大であればあるほど、立ちはだかる壁が多数あり、なかなか手をつけられず悩んでいる企業も多い。そんな企業に対して、レッドハットは、段階的にモダナイズへ移行することを提案。どんなテクノロジーやデザインパターンを使って、段階的移行を行っていくのか。レッドハットのソリューションアーキテクトである森和哉氏が解説した。
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2022/04/27
膨大なログをサービス改善につなげるには? タクシーアプリ「GO」を支えるElasticsearchとBigQuery【デブサミ2022】
タクシーアプリ「GO」を使ったことがあるだろうか。アプリからタクシーを呼ぶと近隣を走行中のタクシーが割り当てられ、走行位置を地図から確認できる。決済情報を登録しておけば、車内で財布を広げる必要がない。その裏方を支えているのがMobility Technologies(以下、MoT)、2020年4月にJapanTaxiとDeNAのタクシーアプリ「MOV」などが事業統合した企業だ。「移動で人を幸せに。」をミッションに掲げ、全国で約10万台ものタクシーが利用する車載器を開発している。どのような技術で...
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2022/04/26
AI・ロボット・宇宙……最先端の技術が集結! 東大関連スタートアップによるピッチリレー!【デブサミ2022】
AIやロボット、宇宙・人工衛星など、「最先端の研究成果や革新的な技術」に基づき、社会課題を解決する取り組みに挑むディープテック・ベンチャー。大学での学術・研究成果の事業化が期待されるなかで、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)は、東京大学の100%出資のもと、アカデミア関連のテック系ベンチャーへの投資・支援を行う組織として2016年に設立。スタートアップ起業前後の第1回目の資金調達「1stRound」達成に向けた支援から、起業後の投資・成長支援までを担い、現在は総額500億円...
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2022/04/21
ソリューションサービス事業へ大きく舵を切る老舗メーカー、パイオニアが取り組む開発組織の大変革【デブサミ2022】
1938年創業の老舗エンタープライズ企業、パイオニアは現在、ハードウェア売り切り型の事業モデルからSaaSサービスを軸としたソリューションサービス事業への転換を目指して、大改革の真っ只中。その旗振り役として設立されたSaaS Technology Center(以下、STC)では、モノ作り型のハードウェア開発体制からDevOpsのソフトウェア開発体制へと変革すべく、文化と技術の両側面から組織の刷新に取り組んでいる。抜本的な改革はどのように進められているのか。Developers Summit ...
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2022/04/19
自分ではなく他者に軸を置いて行動することで、成長の好循環が始まる【デブサミ2022】
変化の激しいITの世界でデベロッパーとして働き続けるには、自分自身を常に成長させ続けなければならない。こう聞くと「生きるも死ぬも自分次第」と解釈する人がいるかもしれないが、クリエーションライン株式会社 富山事業所の十松和生(じゅうまつ かずお)氏は「他者に軸を置いて行動することで、より成長できる」と力説する。かつては自意識過剰だったと振り返る十松氏が、他者に目を向け始めたきっかけ、他者に軸を置いて行動するようになった経緯、それが自分自身の成長につながると感じ始めた瞬間などについて失敗談も交えて...
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2022/04/18
データサイロ化とコストの課題を克服してノバセルが迅速にデータ基盤を構築できた理由【デブサミ2022】
運用型テレビCM「ノバセル」を提供しているノバセル社は、ビジョンとして「マーケティングの民主化」を掲げ、マーケティングのプランニングを民主化し、広告効果を民主化することを進めている。このビジョンを達成するためにノバセルは、データドリブンな意思決定を加速している。デブサミ2022では、「ノバセルの急成長を支えるために、爆速でデータ基盤を構築した話」というタイトルで、ノバセルがどのようにデータサイロ化やコストの課題を克服し、迅速にデータ基盤を実現できたのかを、ノバセル株式会社CTOの戸辺淳一郎氏が...
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2022/04/15
プロダクトマネージャーが大切にしたい「開発者視点のROI」とは?【デブサミ2022】
顧客に使われない機能開発をしてしまうことで、ROIの悪いプロダクト開発をしてしまった経験を持つプロダクトマネージャーは少なくない。なぜ、このようなことが起きてしまうのか。ビズリーチ(現ビジョナル)で数々のプロダクト開発に関わり、2020年に株式会社フライルを共同創業した荒井利晃氏が登壇。実践から学んだ豊富な知見を紹介した。
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2022/04/14
10年後もソフトウェアの安全性に自信が持てるように――今から始めるDevSecOpsとSBOM入門【デブサミ2022】
デブサミのテーマは「10年後も世界で通じるエンジニアであるために」。10年前は学生で、まだエンジニアの世界を知らなかった横田紋奈(よこな)氏。今ではJFrog Japanでデベロッパーアドボケイトとして活躍している。10年間はあっという間のようで、大きな変化をもたらすこともできる。10年後も開発したものをいかに安全に保つか、いかに安全なものをお客さまに届けられるか。DevSecOpsとSBOMをキーワードに解説する。
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2022/04/13
全員100%リモートで働くGitLab流、最高の働く環境の作り方とは?【デブサミ2022】
2014年に法人化して以来、全チームメンバーが100%リモートの“All-remote”で会社を運営しているGitLab社。グローバルのメンバーと生産性高く協働するために、どんな工夫をしているのだろうか。「GitLab社で学んだ最高の働き方」と題し、同社APACリージョンのソリューションアーキテクトの伊藤俊廷氏と佐々木直晴氏が、その知見を披露した。
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2022/04/13
生き生きとした組織が可能にする、成果を生み出せるアジャイル開発【デブサミ2022】
ソフトウェア開発手法は戦後からパラダイムシフトを繰り返してきた。カウボーイ開発、ウォーターフォール開発、そして2001年の「アジャイルソフトウェア開発宣言」の公開やWebシステムの普及に伴い、現在は多くのアジャイル(Agile、敏捷)開発が実践されている。本講演では、アジャイル開発をさらにステップアップさせるために、パタン・ランゲージの手法を取り入れ、生き生きとした組織がより良いアジャイル開発につながることが共有された。
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2022/04/12
Java開発者御用達! 今も利用者が増え続けている「Springフレームワーク」は何がすごいのか【デブサミ2022】
Javaフレームワークを利用したソフトウェア開発は、今やすっかり当たり前の開発スタイルになった。今日では数多くのJavaフレームワークが存在するが、中でも特に国内外の数多くのJavaデベロッパーに支持されているのが「Springフレームワーク」だ。その魅力や使いこなしのポイントについて、SB C&S株式会社のDevOps推進チームでさまざまな製品・サービスの情報をデベロッパー向けに発信している佐藤梨花氏と河上珠枝氏に紹介してもらった。
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2022/04/11
ビデオ通話やライブ配信、メタバースまで対応する映像・音声向けAgora SDK【デブサミ2022】
コロナ禍の影響もあって、テレワークなどの映像・音声込みネット・コミュニケーションが大きく進展した。またオンラインエクササイズ教室やライブコマースなど、映像・音声込みビジネスも盛んだ。しかし実際、映像・音声込みのシステムを構築しようとすると、遅延、低品質、参加人数による影響など課題は多い。本講演では、そんな悩みを一気に解決できるPaaSを紹介する。Agoraは米国生まれの映像・音声向けのSDKで、わずか数行で実装が可能。国内取扱窓口のブイキューブ社によれば導入企業がコロナ禍1年間で約6倍と大きく...
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2022/04/11
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略【デブサミ2022】
スピーディな開発が求められるスタートアップでは、データの価値の向上や保持は後手に回りがち。しかし、持続的にデータを活用・整備するエコシステムを構築し、プロダクトの開発速度と組織におけるデータの価値の両立を図ることは、後々組織にとって大きな財産となることは間違いない。atama plusはそうした考え方のもと、データ整備と活用を捉え直し、いち早くプロダクト開発にデータを活かす方法を模索している。その具体的な取り組みや得られた知見について、atama plus株式会社 共同創業者/アルゴリズム開発...
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2022/04/11
日立が注目するOSSとは?――サービスメッシュ「Kuma」とGraphQLエンジン「Hasura」を解説【デブサミ2022】
今やOSSはデジタルシステムやサービスを開発する上で、欠かせない存在となっている。その一方で、OSSを正しく活用するのは難しいという現状がある。日立製作所(以下、日立)では、OSSによるビジネス貢献をするため、さまざまなOSSコミュニティに参画。また自社にソリューションセンタを設置し、OSS活用ノウハウおよびサポート・ソリューションの提供、OSSを安心して利用するためのインフラ・ガイドの提供、OSSコミュニティ貢献・標準化活動を通じたプレゼンス向上という3つのアプローチで、日立の幅広い事業分野...
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2022/04/08
ローコード開発ツール「FileMaker」で手に入る、ITプロフェッショナルの3つの幸せ【デブサミ2022】
「ローコード」と言うと、「今までに培った技術力や経験が無駄になるのではないか」と考えるITエンジニアも多いのではないだろうか。だが、CodeZineで人気連載を手がけるライジングサン・システムコンサルティング 代表取締役 岩佐和紀氏によると、ローコード開発は「ユーザーから直接『ありがとう』を聞ける」「プロとして技術力が活かせる」「ビジネスとして十分な収益が得られる」という、ITプロフェッショナルとしての3つの幸せが得られる。ローコード開発ツールといっても多々あるが、岩佐氏が活用しているのはCl...